むくみの改善の前に予防が大切

むくみの改善の前に予防が大切

むくみとは皮膚の下に水分が溜まったままになった状態のことです。人間の身体は心臓から送り出された血液が全身の細胞に酸素と栄養分を運ぶことで機能するように出来ています。細胞が活動することで作られた水分や老廃物は静脈やリンパ管を通って排出されますが、これが上手く機能しないと余分な水分は皮膚の下に残ってむくみを作ってしまうのです。

 

余分な水分の排出が上手く機能しなくなる原因はいくつか考えられます。一つ目は冷えや運動不足によって起きる血行不良です。心臓は血液を送り出すポンプですが、心臓だけでは血液を上手く循環させることは出来ません。心臓から遠い所、特に足など心臓よりも低い場所を流れる血液は重力に逆らわなければ心臓に戻れません。足の筋肉、特にふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ血液を心臓に戻す役割を持っており、もし動きが悪くなると静脈血がうっ血してむくみを生じやすくなります。

 

次に塩分の摂りすぎもむくみと関係しています。塩辛い物を食べると水が欲しくなるように、体は塩分の濃度調整機能を持っています。塩分を摂り過ぎると身体は体液の濃度を下げようと水分を欲するのです。摂取した水分で増量した血液が血管を広げて血圧が上がると毛細血管から細胞へと水分が滲み出してむくみになります。

 

そしてもう一つ、ビタミンやミネラルの不足もむくみの原因となります。特にカリウムは余分なナトリウムを排出するのに必要なミネラルなので不足するとナトリウムが水分を取り込んで血液中に余分な水分が多くなってしまいます。加齢や運動不足による筋肉量の減少、女性ホルモンの影響などむくみの原因となるものは他にもありますが、先の三つは積極的に体を動かす、塩分を控えてビタミンやミネラルなどバランスの良い食生活を心がけるなど生活習慣の見直しで改善が図れるものばかりです。いわばむくみやすい生活習慣からの脱却をすることがむくみの予防となるのです。

 

それでも加齢に拠るものや長時間立ちっぱなしの仕事などで避けられないむくみもあります。そのような場合でもむくみが軽いうちにマッサージを施したり、サプリメントを摂取するなどしてむくみを溜め込まないことが大切です。生活習慣の改善による予防と早めの手当て、この二つがむくみ解消には重要なのです。

 

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