妊娠中の浮腫

妊娠中の浮腫について

「浮腫」…ダイエットを気にする女性達にとっては非常に嫌な言葉であり、悩みの種の一つでもありますね。一般的には水分や塩分の過剰摂取で起こりやすく、長時間のデスクワークや立ち仕事など同じ体勢がしばらく続いた後にも怒りやすくなるのはもはや有名な話。私も立ちっぱなしの仕事がある日とない日とでは足の浮腫みかたがまるで違い、一日の終わりにお風呂で念入りにリンパマッサージを行うのが日課になってしまっています。

 

しかし、女性なら特に妊娠中の浮腫については用心しなければなりません。お腹の赤ちゃんがすくすくと大きくなるにつれ、当然お母さんの体重も増加します。適度な運動は必要には違いないのですが、重くなる体と赤ちゃんのことを考えれば激しいスポーツはNGですし、溜まるストレスがつい甘いものに…なんてお母さんも多いのではないでしょうか。

 

最近は産婦人科も「体重増加は八キロまで」とかなり厳しくなり、毎回の体重チェックの度に出るのは溜め息ばかり。しかしこれは妊婦さんにとっても赤ちゃんにとってもとても大切な事なのです。というのも、増えすぎた体重は妊娠高血圧や妊娠中毒症の原因になり、緊急帝王切開や早産、最悪の場合大切な赤ちゃんを亡くしてしまう可能性にも繋がります。妊婦健診には毎回、血圧と体重チェック、尿検査が必須となりますが、これに加えて浮腫のチェックもとても大事です。

 

特に妊娠後期、臨月近い妊娠さんはこれら恐ろしい症状を引き起こさないためにも、常に自分の体に気を配りましょう。いつまでも靴下の跡が消えない、足がパンパンでこれまで普通に履けていた靴がきつい…など分かりやすい症状が現れれば、大抵の場合、たんぱくや糖が増えているせいで尿検査に引っ掛かりやすくなります。妊娠中多少の浮腫は仕方ないもの、確かに妊婦さんは一時的に変わる体質のせいで致し方ない部分もあるでしょう。
しかし極端な「変化」は明らかに体からのSOSで、浮腫は非常に大切な最初のサインなのです。

 

自分と小さな家族の命を守るためにも、常に体の変化に気を配り管理が出来る、優等生の妊婦さんを目指したいものですね。

 

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